「ケマフレ」とは
『小樽新聞』昭和3年4月11日
水けってお尻ふり/\とんでゆくケマフレにわいた春のほゝえみ
建網の手あみのアバさ泊まってて呑気なケマフレ風に吹かれる
『小樽新聞』昭和3年5月2日
シャモの名は何といふかは知らないがケマフレ鳥は罪がなさそだ
ケマフレはどこからくるかいつもの季節にまたやってきた可愛水鳥
人さまの浮世は知らぬけさもまた沖でケマフレたわむれてゐた
人間の仲間をやめてあのやうなケマフレと一しょに飛んでゆきたい
ケマフレは和名ケイマフリ。ケマフレは赤い足の意。
参考:Teuri Is Seabird Sanctuari Http://www.teuri.jp/keimahuri.htm
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