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2005年1月 9日 (日)

吉田ハナ  

1月 9日(日)19時24分28秒

 なぜ、吉田ハナ(はな子)を「少女」だと思っていたかがわかりました。

 藤本英夫「知里真志保の生涯」に、「北斗が平取でしり合った同胞(ウタリ)の少女、吉田ハナさん」という記述があったんです。

 それで吉田ハナを北斗よりも年下だと思ったんですね。

 しかし、吉田ハナは北斗が生まれる前から平取でキリスト教婦人会長を務める、北斗より20歳以上年上のおばさんです。

 

 うーん。

 しかし、「ウタリ之友」に寄稿している「吉田花子」について、『アイヌ民族 近代の記録』の解題で、山田伸一氏は「若い世代のアイヌ女性」と書いてるしなあ。

 (でも、この吉田花子の「信仰を基礎としてウタリの向上を望む」は、読み方によってはすごく婆くさいんだけど・・・)

 もしかして、吉田ハナと花子は別人なのか?

 うーん。

 「子」については、昔は「子」をつけたりつけなかったりするしなあ。

 (金成マツを金成マツ子といったり、知里幸恵は自分のことを知里幸恵子とかいたりしています)。

 関係ないけど、大正時代は「○子」という名前が大流行だったみたいですね。それまで「タケ」とか「マツ」とか「花」と言ってたのをそのまま「子」をつけた形ですよね。

 江戸時代は親しい人には「おタケ」さんとか「おマツ」さんとか、「お花」さんって「お」を付けていたのを付けなくなったのと、名前のお尻に「子」をつけるようになったのは関係ある気がします。根拠はありませんが。

 いずれにせよ、平取で違星北斗とバチラー八重子とともにあった「吉田ハナ」と、その後バチラーの「ウタリグス」に記事を書いた「吉田花子」は、同一人物だと思うのですが。

 ひょっとして、藤本英夫先生や山田伸一先生のいうように、吉田ハナは若い女性であって、吉田ハナは二人いるのでしょうか?

※ 平取教会吉田ハナの成年については、バチラー八重子より年上という記述と、北斗と同世代という2通りの文書があり、現在も調査中です。(05年10月16日追記)

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