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2005年2月24日 (木)

入手した資料など  

2月24日(木)23時03分31秒

・柏葉叢書『郷土と開拓』高倉新一郎

 

 能登酉雄の聞き書き。(poronup様、情報ありがとうございます。)

・旭川人権擁護委員連合『コタンの痕跡』

 旧土人保護法に関する論説を集めている。

 410ページに喜多章明「旧土人保護法とともに五十年」があり、その中に「保護法の成立の感懐を歌う詩」というのがあります。これは、伏根シン子さんが昭和十二年に伊勢神宮に行った際に、参加者から各々聞いて読んだ詩(8編)の中に、余市町違星北斗君の述懐」というものがあります。

 が、これが北斗の述懐をもとにしたものかどうかは非常に疑わしい。昭和四年に死んだ北斗です。これは、兄の梅太郎なのか、それとも間違いなのか。

 この喜多章明という人は和人で、昭和五年設立されたアイヌ協会の会長ですが、読めば読むほど、北斗や真志保なんかの考え方とは違うなあと思います。

 いろいろ書きたいことは出て来ますが、またの機会にしたいと思います。

 同じ本に三好文夫が文あり、これも北斗に軽く触れていますが、ここでは「偉星北斗」になっています。けっこう短歌を引いているので、原典に依っているはずですが、どうしてこういう間違いをしているのでしょうか。

 それとも、「偉星」となっているテキストが存在したのでしょうか。(私は知りませんが)。

 また、山川力の「新しい歴史が開かれる」には北斗と森竹竹市との付き合いの一端が見えます。非常に興味深いので、また後日、報告したいと思います。

  

・荒井源次郎遺稿『アイヌ人物伝』

 

 ものすごい乱丁本でしたが、そのせいか安かったです。下が裁断されてないので、物差しで切りながら読みました。

 自費出版なのでしょうか。ワープロ文字、オフセット製版。

 史料としての精確性を欠くかもしれませんが、いろいろなエカシやフチに関することがらが得られて、自分としてはいい買い物でした。


 書誌に追加する情報(O先生に教えていただいた情報です)。

 ・『国学院大学新聞』1935年5月1日付に「金田一博士とアイヌ歌人」という文章があること。

・山中峯太郎の『民族』という小説は違星北斗を題材にしたもの?

 近くの図書館にあるようなので、調べてみます。

 ネットで得た情報では主人公は「ヰボシ」といい、最後に自殺するそうですが・・・。

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