平村幸雄氏とは
北斗が大正15年、平取時代に「子供の道話」を配っていた中に、唯一実名で登場するのが平村秀雄氏と同キノ子氏。
この平村秀雄氏は、昭和5年に「蝦夷の光」に記事を書いた「平村幸雄」氏と関係があるのでしょうか。
民族学博物館研究報告29に掲載されている関口由彦氏の論文『「滅び行く人種」言説に抗する「同化」』を読んでいて、このいずれかの平村幸雄氏が、もしかしたら作者不詳の「違星君入村当時の思い出」の作者なのかもしれないという気がしてきました。
証拠はないですが。
平村幸雄氏は『蝦夷の光』に「アイヌとして生きるか?将たシャモに同化するか?――岐路に立ちて同族に告ぐ」という文を書いています。
これは今後も調べていきます。
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「平取町史」によれば、平村幸雄氏は平取の町会議員を務めた方のようですね。
投稿: コタン管理人 | 2008年4月18日 (金) 16時19分