「徳富蘆花ゆるせん!」
違星北斗が「蘆花許せん!」と言ったらしいのですが、理由がよくわからなかった。
もしかしたらだけど、蘆花の旅行記に「熊の足跡」というものがあり、その中の釧路での記述の中に、
「昨日石狩嶽に雪を見た。汽車の内も中々寒い。上川原野を南方へ下つて行く。水田が黄ばむで居る。田や畑の其處此處に燒け殘りの黒い木の株が立つて居るのを見ると、開け行く北海道にまだ死に切れぬアイヌの悲哀が身にしみる樣だ。」
(青空文庫「熊の足跡」徳富蘆花 http://www.aozora.gr.jp/cards/000280/files/18326_19239.html)
といったものがある。
これなんか、北斗が見たら怒りそうではある。
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