カムイギリ
日曜美術館見てた。
違星北斗の生まれた余市のアイヌには特有の『カムイギリ』と呼ばれるシャチ形の木彫がある。
余市はアイヌ文化の伝承がほぼ途絶えてしまったのだが、余市の人以外でも、誰か彫る人が現れないものだろうか。
出典は『北海道の文化72』「沖の神(シャチ)とカムイギリ」(青木延広・難波琢雄)
違星北斗は「アイヌは偶像を彫らない」というんですが、これは偶像に入らないのかなとも思うんですが。
違星家の花矢(イオマンテで使う矢)にはシャチのデザインが使われている。
魚(とそれに類する生物)は偶像というのに含まないのかも知れないな。
魚(とそれに類する生物)は偶像というのに含まないのかも知れないな。
カムイギリの復元資料は「最後の余市アイヌ」と呼ばれた方が製作されたようで、記憶に基づいて作られたようです。その後、実物資料が発見されたとのこと。どちらがより本物ということではないですね。
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